【特集 May2008】短答式試験を早速分析してみました!~監査編~
監査論
難易度:易(前年度より易化)
目標点数:
80点程度
※目標点数は必ずしもボーダーラインを示すものではありません。ケアレスミス等が生じることにより、ボーダーラインは上記点数より下方になる可能性が高いものと思われます。
内訳:
必ず得点すべき問題14問程度×100%
+できれば得点したい問題(2択まで絞り込める問題など)4問×50%
+捨ててもかまわない(一部テクニックで正解に持ち込めるものもある)問題2問×0%
総評:
大方の予想通り、長文化傾向に歯止めが掛かった形で、1問あたりに要する時間はかなり短くなったと思います。ただし、試験時間が短縮されたこと、管理会計と同時実施であったことを考えると、時間的な余裕はかなり少なくなり、ほとんどの受験生は試験時間の終盤は計算問題に没頭して、監査論の見直しに時間をかけられなかった…という状況ではなかったかと推察されます。
問題数は昨年までと同様であり、出題範囲もバラエティに富んだものとなっています。公認会計士・監査審査会が公認会計士試験の改善案として公表していた内容と矛盾するものではなく、同会が試験制度の改善に真剣に取り組んでいることも伺える出題内容でした。
総じて難易度はかなり低下し、07年度の本試験で散見された「悪問」の類もかなり少なくなりました。それだけにかなりの高得点を取れた受験生も多いのではないでしょうか。裏を返せば、苦手な論点を克服しないまま本試験に臨んでしまった受験生や、ケアレスミスを乱発してしまった受験生にとっては、少し戦況は厳しくなった可能性はあります。
プチアドバイス:
企業法・財務会計論・管理会計論プラス監査論、という少し変則的な科目構成であった今年の本試験では、「計算と理論の時間配分」が何より難しい所であったと思います。特に管理プラス監査については、財務会計論よりも問題数が多かったという意味で、時間内にこなさなければならないというプレッシャーは非常に大きかったのではないでしょうか。そのような状況では、計算科目の解答スピード・精度ももちろん大事ですが、理論科目の解答に時間をかけすぎないようにし、計算科目の時間を確保するということも必要になります。
- 投稿者:まーやん
- 日時:21:39