【小説こぼれ話2】タイトルの由来。

第3話の発行数は74部でした。
第1話を先行配信したときから、
ちょうど読者さんが倍増したことになります。

ちなみに、まーやんが送るメルマガで、
今もっとも部数が多いのが「週刊メッセージ」。
先日の発行部数は163部でした。

さて、今回の裏話は
【タイトルを「栄光の架橋」にした由来】です。

第1話からお読みいただいている方は
なんとなく「あ、そういうことか」とお思いかも知れません。

「栄光の架橋」というタイトルは、
人気フォーク歌手「ゆず」の同名の歌より拝借したものです。
主人公、ハルが辛い受験戦争を乗り切るために、
自分を励ますテーマソングとして着メロにも設定している曲。
(第1話でチラっと出てきたんですよ)

これは、
実はまーやんの実際の受験生時代のエピソードから
持ってきたものなんです。

2004年のアテネオリンピックの主題歌として、
この歌が使われていたのですが、
その年は、まーやんにとって、本試験が最も悲惨な結果に終わった年でした。

模擬試験でベスト10に入っていながら、
本試験中にパニック障害の発作で卒倒し、
監査論の答案をほぼ白紙で出してしまった…。

地道に積み上げた実力を発揮できずに終わってしまった
非常に苦い思い出です。

その後の1年は、
そんな自分を責め続けて過ごしていました。
疑い続けて過ごしていました。

自分がどんなに勉強をしたって、
どうせまた発作が起きたら落ちるんだ…と、
自暴自棄な時期もあったんです。

その年の暮れ。
たまたま見た「2004年を振り返る」感じのテレビ番組で、
ゆずの歌声を聴いたわけです。
歌詞を読んで、一気に救われた自分。
もっと自分を信じてみよう…と、気持ちが一気に変わった瞬間でした。

ハルも
今年受験4回目を迎える「ベテラン受験生」のひとり。

周囲に負い目を感じつつも、
それでも何とか自分を奮い立たせるために、
この曲を着メロに選んでいるんです。

タイトルの由来は、
思いのほか…切ない過去の投影でもありました。

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