【雑記】「お受験」と「会計士試験」の不思議な関係

先日とある漫画を読んでいたら、
「お受験」を題材にしたテーマでした。

町の小さな塾なんだけど、
講師はどうやら独自のセオリーで受験指導を行っているようです。
「ドラゴン桜」の中学受験版をイメージすれば良いのかな。

まぁあまり売れている漫画ではないんだろうけど(スミマセン)、
実は正鵠を射たことがかいてあるな、と感じたので
簡単に紹介します。

そこの塾ではね、
算数を徹底的に勉強しろ!といっていて、
プリントをクリップで留めた「文章題、これで完璧」みたいな
オリジナルテキストを生徒に渡しています。

それを見た生徒(当然小学生です)は、
ほかの大手の塾に通っていたことはないため、
そのテキスト(多分100ページにもならない)を見て
「薄すぎる!」なんて思わなかった。

素直に「あぁ、これやらなあかんのかいな~」(←なぜか関西弁でした)と
ゲンナリしていたわけなんですが、
翌日、大手塾でお受験勉強をしているクラスメイトに
「お前、こんな薄っぺらのテキストで足りるわけないやんけ~!」と
バカにされてしまった。。。。。

その日の夜、
その話を聞いた父親が、例の講師に詰め寄る。
「こんなちょっとしか解かせないで大丈夫なのか?」ってね。

そして、その講師が告げた驚愕の事実は、以下の通り。
「確かに大手の塾はテキストが分厚くて、問題数も多い。
 それは、『今年も問題が的中しました!』という宣伝文句を
 パンフレットに載せたいからなんだ」

おお!と思いました。

会計士受験の予備校の多くでも
「ズバリ!的中」という冊子をおいているところは多いですよね。

私個人としては、
あれは「間違っている!」と思う。


私が週3回やっていた「短答式早朝プチ答練」というメルマガがあるが、
そのメルマガは、
「ズバリ的中!」という文言が絶対に生まれないメルマガでした。

なぜかというと、
過去問を題材にしているからです。

「出るかでないかわからんけど、
 仮に出たら『的中!』って大騒ぎできるから出題しておこう」と
とりあえず出している問題と、
「この問題は過去に出題されたからもう出題はされないだろうけど、
 問題のカラクリや、それに合わせた勉強法を解説するにはぴったりだ」と
明確な意図を持って出している問題と。

どちらが価値があるのだろうか。

中学受験に挑む小学生たちは、
まだ自律して論理的に思考するチカラは乏しいから、
数をこなして慣れてみたり、たまたま同じ問題が出てラッキーな思いをすることも
非常に重要だったりします。

でもね、
一流の大学に進んでいる(あるいはそれだけの力を備えている)
20台以降の皆さんにはそれができると思っています。
数多くの問題をこなしても、それほど力はつきません。

最低限の良問をしっかりと反復することが大事です。

その勉強法を実践した年、
私は他校の短答式模擬試験で全国2位をとったりしました。
(自校の答練では1位を2回に1回くらいとっていた時期です)

それは、「解いたことがある問題」を手広く構える勉強法ではなくて、
「解いたことがなくても、解く筋道を見つける」方法を身につける勉強法を
とっていたからなんだと思います。

本試験では、どうせ知らない問題が出るんです。
知らない問題を減らすよりも、
「知らなくても点数を稼げるようにする!」ほうが
よっぽど近道だと思うんだけど、いかがですか?

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