監査法人採用サイトランキング2007
2007年の採用市場は非常に活発です。もう既に面接を行っている法人もあるほど。
採用のホームページも各法人で精一杯工夫を凝らしており、見るものを飽きさせないものになっています。
maoではそんな監査法人の採用サイトに、独自の方式で採点を実施。
ポイント順にランキングした上で、上位5件を紹介いたします!
※論文式試験前最後のランキング紹介です。
【総評】どこも更新は停滞気味?ほぼ順位は変わらず、ベスト5勢はまったく同じ。
Webを活かしての戦略は、「地域格差」や「規模の格差」を解消する有効なツールのため、どの法人も全力を投入するものと思いきや、実はそうでもなかったのかな…という印象。
【各法人採用サイトについて】
監査法人トーマツは全体をブログ群として統一したデザインをとっているのが特徴。その点で各事務所の差別化は難しいと思われたが、長野事務所・静岡事務所は非常に独自性の高いコンテンツを擁している。ただ、残念なことにほぼ「手付かず」という地方事務所があり、かえってデザインを統一したことによって「歯抜け」感が生まれたという点も否めない。また、トーマツのサイトは「トーマツのオハコ」という非常にユニークなネーミングを採用し、デザインも従来のトーマツのイメージを覆す斬新なものであったが、その反面で、「サイトが重過ぎる!」というクレームが、なぜか当サイトに複数寄せられたのも興味深い。デザインと軽量化は二律背反するテーマであるが、うまく落としどころを突いたサイトにしたかった。
新日本監査法人も、各地域の事務所をうまくクローズアップして紹介しようという姿勢を残しつつも、大阪事務所のようにブログを使って展開するという独自性も許容している点はとても好感触。ただ、全体としてみると、例えば2回以上受験経験がある人からすれば「あ、去年と似たような感じだな」という印象は残ったのではないかと思われる。単に「イベントの告知+J1インタビュー」程度のコンテンツでは、「この法人に入りたい!」というエモーションに結びつくのは難しい。
あずさ監査法人は、ほぼ地方事務所のフィーチャーは皆無といって良く、面接等の日程や募集要綱が配列されていただけであったが、監査実務紹介など、受験生が読みたくなるようなコンテンツは多かった。しかし更新頻度は押しなべて低いため、Web媒体が得意とする「リピーターの獲得」というテーマについては達成度が低いのではないか。CLUB AZという受験生向けのコミュニティを以前より運営しており、採用市場のマーケティングでは一歩抜きん出ているのではという印象があったものの、そのノウハウは必ずしも活かしきれていない?翻せば、昨年採用戦線で勝利を収めたあずさだからこその、余裕の戦略とも取れる。
あらた、および他の中堅監査法人は、さすがに3大法人に比べるとコンパクトな構成ではあるが、職員のメッセージを多数載せたり、全職員の集合写真を載せたり、大手法人ではなかなか出せない「一枚岩」の結束力をアピールできているサイトが多かった。特にベスト5入りに成功した優成、仰星は、大手法人にも遜色のないコンテンツ量の中でそのような強みを打ち出すことに成功している。試験制度の改正に伴い様々な人材が監査法人の採用市場に溢れることとなり、今後は中堅監査法人の求める人物像と、受験生側のキャリア志向とがうまくマッチするケースは相対的に増えるのではないかと思われるが、そのような時流に沿ったサイト構築が今後望まれる。
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2007年8月8日現在のランキングです。 |
【採点基準】いずれも10点満点で採点。
コンテンツ量…採用ページとして、受験生に有益なコンテンツを多数携えているかどうか。ただし、単純なリンク誘導のためのページ等、実質的な内容に欠けるページはコンテンツ量のカウント上考慮しない。
デザイン性…見た目に優れ、かつ見たい情報にアクセスしやすい工夫が施されているかどうか。
メッセージ性…監査法人として「事務所の長所」「求める人材」等が的確に伝わってくるかどうか。特に小規模な法人・事務所にあっては限られた人材を効果的に紹介している場合相対的に高得点を付すこととする。
更新頻度…常にタイムリーな情報を更新し、リピーターを獲得する工夫ができているか。
【地方事務所の取り扱い】
ほとんどの監査法人は、一般事業会社のように「東京で採用→各地に配属」というスタイルをとらず、地方事務所では独自に採用活動を行っています。他方、地方や中小事務所を含め、就職に関する情報はあまねく受験生に提供することが、何よりも受験生の益につながるものと思われます。これらの点にかんがみ、maoでは地方事務所のコンテンツについては独立したサイトとして捉え、各地の事務所サイトごとにポインティングを実施する方式を取っております。
また、当コーナーの趣旨は単なる法人サイトのランク付けではなく、中小法人・地方事務所を含めた幅広い就職活動情報の収集に資することにあります。したがって、全体的に中堅監査法人や大手監査法人地方事務所がランクインしやすいポイント構成となっています。
【監査法人担当者の皆様へ】
上記趣旨に伴い、ランキングのリンクは必ずしもトップページにつなげておりません。不都合がございましたら管理人までご一報ください。代替的な方法に改めさせていただきます。
- 投稿者:まーやん
- 日時:12:48